日本共産党の田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)は8月12日、7月の豪雨で土砂災害など大きな被害が出た福岡県添田町で災害調査をしました。永沼かよこ町議、真島省三県副委員長が同行しました。
田村氏は、真木団地での土砂災害で被災し、妻を亡くした男性(74)を訪ね、お見舞いとともに要望を聞きました。
男性は涙ながらに妻を亡くした当時を振り返り、「今までも小さな崩れはあったけどこんな上から崩れると思わなかった。家は半壊認定だがこれじゃ住めない」と肩を落としました。住宅の上には膨大なソーラーパネルが設置されているにもかかわらず、貯水池もなく、水はけが十分でないと確認しました。
農業用水路に大量の土砂が流れ込んだ上落合1区の大瀬竹森と共栄の2地区では、コメ農家を営む男性が被害の状況を説明。「田んぼに水が入らないので稲が心配。米が売り物になるかわからない」と語りました。
田村氏は、「窮状と要望を政府に伝え、支援につなげていきたい」と伝えました。(しんぶん赤旗 2023年8月19日)