政治転換へ決意語る 田村比例予定候補ら国・市政報告会 福岡

参加者らと総選挙勝利の決意を固め合う(左から)山口、松尾、田村、倉元の4氏=20日、福岡市城南 日本共産党の田村貴昭衆院議員・衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補は8月20日、福岡市の城南区党後援会が開いた国政・市政報告会で、衆院福岡選挙区予定候補の松尾りつ子(2区)、山口ゆうと(3区)両予定候補と倉元達朗市議とともに訴えました。
 
 田村氏は、トラブル続出のマイナンバー制度で、岸田自公政権は追い詰められていると指摘し、健康保険証の存続を訴え。大軍拡・大増税の問題では、政府が戦争を想定し、国立病院機構の積立金などを財源とすることを批判。「党が野党の中心となる勢いを持たなければ、政治の立て直しはできない」とのべ、解散・総選挙に追い込み、党躍進のために「ともに力を合わせていこう」と力を込めました。
 
 松尾氏は自身の奨学金返済に触れ、教育費無償化の実現に向けて、山口氏は原水爆禁止世界大会参加で「核兵器廃絶の思いを新たにした」と力を込め、総選挙への決意をのべました。倉元氏が議会報告をし、市政の転換を訴えました。
 
 後援会員ら77人が参加。昨年から選挙ボランティアなどで奮闘する支持者の女性(50代)は、「軍拡より生活が大事。共産党の躍進のために頑張りたい」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2023年8月22日)