福岡県建設労働組合は9月3日、福岡市内で第69回大会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員があいさつしました。
隈本正継委員長は、1万5493人の組合員現勢で大会を迎えたと報告。岸田政権の大軍拡・大増税阻止や消費税インボイス制度の中止・廃止、建設アスベスト問題の全面解決などを訴え、「建設で働く仲間の民主化、要求実現のため早期に1万6000人の福建労を達成しよう」と呼びかけました。
田村氏は、衆院金融財政委員会での欧州訪問にふれ、物価高騰など国民生活の危機に対して海外で当たり前に行われる賃金の保障や付加価値税(消費税)の引き下げが日本では行われていないと指摘し、設計労務単価上昇を建設職人の賃金に反映させることや、新たな税負担を強いるインボイス制度の中止の実現に決意表明。「(改憲に反対し立憲主義を守るなど)国政選挙への重点要求に全面的に賛成し実現に全力を尽くす」と力を込めました。
立憲民主党の古賀之士参院議員、市民連合ふくおかの片山純子事務局長があいさつ。服部誠太郎福岡県知事がビデオメッセージを寄せました。(しんぶん赤旗 2023年9月5日)