インボイス 共同広げ廃止に 福岡県民集会

「いらんばいインボイス」とコールする田村氏(手前から2人目)と参加者ら=29日夕、福岡市博多区 「10月実施はインボイス制度ではなく消費税5%への減税を」と、消費税廃止福岡県各界連絡会は29日夕、福岡市博多区で100人超の参加で「怒りの県民集会」を開きました。同連絡会が呼びかけ、9月25日から県内8地区で宣伝行動などをし、過去最大規模の取り組みとなりました。
 
 日本共産党の田村貴昭衆院議員が駆け付け、訴え。田村氏は、急速に制度中止を求めるオンライン署名が広がり、「追い込まれているのは政府だ」と強調。「今やるべきは消費税減税だ」と、物価対策にも無策な岸田自公政権を批判し、臨時国会で野党と共同していくと決意をのべました。解散・総選挙では「インボイス廃止選挙にしよう」と呼びかけ、参加者らが、大きな拍手で応えました。(動画はコチラ)
 
 立憲民主党の野田国義参院議員があいさつ。福商連、県労連、福建労、歯科保険医協会、新日本婦人の会、年金者組合の代表らがスピーチしました。
 
 集会後、デモ行進をし、「いらんばいインボイス」、「大軍拡・大増税許さんばい」などとコールしました。参加した男性(70)=建設業=は、ガソリン代をはじめ経費負担や、事務負担の増大に「困っている。岸田首相は庶民の声を全然聞いていない」と話しました。(しんぶん赤旗 2023年10月1日)