田村貴昭衆院議員は11月18日、ことし7月の豪雨で被害がでた福岡県広川町で水害問題などでの懇談会を開きました。日本共産党筑後地区委員会が主催したもの。
田村氏は、7月豪雨災害で浸水した久留米絣の工房の復旧に向け文化庁と協議したことや、花粉症対策のための杉の伐採が土砂災害につながっていると国会で追及したことを報告しました。
河川改修では、筑後川水系の土砂を撤去する計画が決まり、早ければ来年3月に着工すると国土交通省が発表したことを述べ、「住民の声が政治を動かした」と強調。防災・減災のための河川改修や土砂災害警戒区域などの伐採はさせないなど、人の命を守る安心の防災対策をしていくと述べました。
参加者から「必要のない井堰(せき)は撤去してほしい」、「管理できていない山を行政でみてほしい」などの質問に一つひとつ丁寧に答えました。
12月の広川町議選(5日告示、10日投票)をたたかう、えとう美代子予定候補=現=は、町民に実施したアンケートの結果をしっかりと受け止めたいと決意を述べました。(しんぶん赤旗 2023年11月21日)