日本共産党の田村貴昭衆院議員・衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補は11月26日、福岡市城南区の2カ所で開かれた党市政・国政懇談会で、倉元達朗市議とともに訴えました。
テーブルを囲み、田村氏は、物価対策に無策な岸田自公政権を批判し、党の「経済再生プラン」を紹介。参加者に「もし目の前に岸田首相がいたら言いたいことは」と問うと、参加者らは口々に「消費税を下げてほしい」。「いますぐ辞めてほしい」などと話し、交流しました。大軍拡の財源に国立病院の基金をあてることなどを示すと、元看護師の女性から怒りの声が寄せられました。
倉元氏は、高島宗一郎市長が世界水泳大会の失敗に続き、大阪万博などの大型イベントにまい進する一方、福祉切り捨て、市民生活に背を向け続けていると告発。市議団の実績や提案を紹介しました。
倉元氏は、10月末から同区内の全11校区で懇談会を開き、地域ごとの要求を聞き取ってきました。
長尾地域では、80歳の女性が「信頼できる人がたくさんいる」と入党を決意。茶山地域では、党の集まりに初参加の81歳の女性が、今の政治に対し、「あきらめていたが、みんなの意見も聞けて、前向きな気持ちになれた」と話しました。(しんぶん赤旗 2023年11月28日)