日本共産党の田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)は12月24日、長崎、佐賀、福岡の各県の県党会議に駆け付け、あいさつしました。
長崎県党会議
長崎県諫早市で開かれた28回党大会の第4回長崎県党会議で、田村氏は12月22日の長崎市でのつどいで入党を呼びかけた18歳の青年が「多くの人々の幸福のために働くことにこそ自らの幸せがある」との党の呼びかけ文にひかれ入党を決意したことを紹介。「目頭が熱くなった。初心に返って党を大きくし、国民の負託に応えるために頑張りたい」と語りました。
山下満昭県委員長は報告で、決議案への県内党員の感想を紹介し、「大運動の目標達成のための積極的な討論を」と呼びかけました。
討論では13人が発言。民主青年同盟グループの青年は「決議案を読み、党の歴史から学ぶべきことは国民を裏切らない不屈性だと感じた。100年間国民本位でがんばってきた姿に感動を覚えた。次の100年を党と共に歩む決意です」と述べ、大きな拍手が起こりました。
佐賀県党会議
第65回佐賀県党会議で田村氏は、「しんぶん赤旗」日曜版のスクープで自民党の政治資金パーティー収入疑惑が大きな問題になっていると強調。街頭で訴える田村氏を入れてスマホで自撮りする人もいるなど、これまでにない反応が寄せられていると紹介しました。米軍オスプレイが鹿児島県・屋久島沖で墜落(11月29日)したことにふれ、事故直後から米軍に「飛ばすな」と言えない日本政府を批判し、「佐賀空港へのオスプレイ配備なんてもってのほかだ」と力をこめました。
今田真人県委員長が「全支部運動で党勢拡大と世代的継承の大運動で飛躍を」と訴えました。
討論では、黒木初・唐津市議が、北部地区の青年支部に新たに党員を拡大できた経験などを話し、今後も若い世代を意識し、党勢拡大に向け取り組んでいくと発言。8月に入党した党員が「日本共産党は住民目線で政策を考えそれを貫いている。このことをもっと多くの人に知らせていきたい」と訴え、参加者から多くの拍手が送られました。
福岡県党会議
第67回福岡県党会議で、田村氏は、岸田自公政権がアメリカ言いなりにまい進する大軍拡・大増税を追及する上で「安保廃棄」を掲げる党の値打ちを語り、総選挙では「比例2議席を必ず獲得しなければならない」と決意をのべました。
内田裕県委員長は、福岡県が唯一、10中総までに大会現勢回復・突破した最大の教訓を「政治討議にある」と強調。全国をけん引する役割に誇りと確信を持ち「さらに奮闘しよう」と呼びかけました。
討論では15人が発言。この一年間に入党した真ん中世代2人から、「支部が主役」で生き生きと活動していること、民青同盟が2年連続で目標達成した奮闘などの発言が相次ぎ、「なぜ130%か」、「反共攻撃を党勢拡大ではね返す大切さ」が浮き彫りに。大会決議案をめぐっては民主集中制を豊かに発展させることの意義が確認されました。(しんぶん赤旗 2023年12月26日)