現行の保険証残そう 福岡県歯科保険医協会が総会 田村氏あいさつ

あいさつする田村氏=25日、福岡市内②福岡県歯科保険医協会は5月25日、福岡市内で第47回定期総会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員、小坪輝美・小郡市議が来賓あいさつしました。
 
 大崎公司会長は、マイナ保険証のトラブルが続くなか、12月から現行の新しい保険証を発行しないと閣議決定していることを批判し、「現行の保険証を残す運動を広げていきましょう」と呼びかけました。
 
 懇親会で田村氏は、マイナ保険証について、トラブル続きで「紙の保険証残せ」と声が上がるなか、国民の声を聞かない岸田政権を批判。医療や介護、年金の負担を引き下げて安心できる社会保障にするべきだとのべ、「歯科保険医協会のみなさんと団結し、声を上げていきます」と語りました。
 
 総会では、東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木宣弘特任教授が「世界で最初に飢えるのは日本――食は『社会保障』そして『安全保障』」と題して記念講演をしました。(しんぶん赤旗 2024年5月29日)