軍拡やめ介護・福祉に 田村議員、つどいで訴え 福岡

S__3653642 日本共産党の田村貴昭衆院議員・衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補は6月23日、福岡市早良区で、党西部地区委員会が開いた「福祉・介護の明るい未来を考えるつどい」で訴えました。
 
 田村氏は、介護・福祉を取り巻く問題を中心に国政報告。訪問介護事業所の多くが赤字を抱える問題などをあげ、「軍事費を削れば、賃金引き上げ、利用料、保険料の引き下げは可能だ」とのべ、誰もが安心できる制度への展望を語りました。
 
 中山郁美市議は、介護従事者の処遇改善の要望に背を向ける冷たい市政の状況を報告しました。
 
 経営者、労働者ら3人が現場の実態を告発。障害者の通所事業所所長は恒常的な人手不足や十分な給料が払えない実態を、放課後等デイサービスで働く男性は経営中心の運営の問題点を訴え。精神疾患を抱える家族を持つ女性は、長時間の作業が困難な障がい者への十分な工賃保障を求めました。
 
 参加した高齢者事業所で働く女性は、「人間の尊厳に基づく制度をつくってほしい」と話しました。
 
 山口ゆうと衆院福岡3区予定候補は、障がい者支援事業所に従事した経験を振り返り、「福祉施策を充実させるために奮闘する」と訴えました。(しんぶん赤旗 2024年6月26日)