自民政治終わりに 福岡市で国政報告

総選挙勝利へと決意を固め合う、(右から)松尾、田村、堀内の3氏=6月29日、福岡市南区 日本共産党の田村貴昭衆院議員・衆院九州・沖縄比例予定候補は6月29日、福岡市の党南区後援会が開いた総会で、国政報告をしました。会場を埋める後援会員ら140人が集まり、「自民党政治を終わらせるために、総選挙で党の躍進を」と決意を固め合いました。
 
 田村氏は、通常国会の焦点となった自民党派閥の「裏金事件」を中心に党の国会論戦を紹介し、改定政治資金規正法を強行した自・公・維を批判。自らも視察した「能登半島地震」で復興が進まない現状をのべ、支援こそ政治の最優先課題だとし、消費税減税、賃金引き上げにも「全力をあげる」とのべ、総選挙で比例2議席確保への決意をのべました。
 
 堀内徹夫市議は、「特定利用港湾」の博多港の指定をめぐる市議会での高島宗一郎市長への追及を報告。松尾りつ子衆院福岡2区予定候補は、沖縄県での米軍による少女暴行事件をあげ、米軍の犯罪をなくし、人権、尊厳を守るためには「基地をなくすしかない」と力を込め、総選挙勝利に向け支持を呼びかけました。
 
 入党を決意した60代の女性は、「政治を変えるために頑張りたい」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2024年7月2日)