国民の怒りで退陣 田村衆院議員が国政報告 福岡

2024081904011 日本共産党の田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)は8月18日、福岡県の太宰府市と朝倉市の2カ所で開かれた国政報告会で訴えました。
 
 田村氏は、岸田文雄首相の総裁選の不出馬表明をめぐり、「国民の怒りが退陣に追い込んだ」とたたかいの前進面を強調。自民党派閥の裏金事件について、「閉会中も追及していく」と訴え、大軍拡・大増税の問題では軍事費2倍化へ道を開いたのが岸田内閣だと指摘し、「『戦争する国づくり』を許さない決意で総選挙をたたかう」と決意をのべました。
 
 太宰府市での報告会は党後援会が主催。神武あや市議が、自衛隊への名簿提供をやめさせた経緯を報告し、議会で共同した市議らもあいさつしました。報告会後、田村氏を囲んでのフリートークで盛り上がりました。隣接する大野城市から参加した女性(45)は、中学校の完全給食化を求める署名活動を紹介し「子どもの成長のためにも頑張りたい」と話しました。
 
 朝倉市では、党市委員会が主催。田村智子委員長の就任を機に入党を決意した、甘木東支部の女性(51)は、暮らしと議会を結ぶ党議席の重要性をのべ、「総選挙では、頑張らないといけない」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2024年8月20日)