食と農 日本の政治語る 田村貴昭議員迎えつどい 長崎・南島原

つどいで訴える田村氏=14日、長崎県南島原市 長崎県の日本共産党中部地区委員会は9月14日、田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)を迎え南島原市で「食と農、日本の政治を語るつどい」を開きました。30代の農業従事者など、会場いっぱいの約40人が参加。田村氏は、総選挙で勝利し長崎の農林水産業も、平和も守っていこうと訴えました。
 
 田村氏は、裏金問題の責任を取らなければならないと始まった自民党総裁選だが、候補者たちの推薦人は裏金議員がなっていると指摘し、「ここに反省はあるのか。選挙で裏金議員を辞めさせて自民党を少数に追い込んでいかなければ」と強調しました。
 
 コメ不足の問題では、何も手を打たなかったと岸田政権の農業政策を批判。諸外国と比べても38%と食料自給率の低さは危機的状況だとして「自国で農産物が手に入らない国は日本だけ。食料自給率を上げると言わない政府はこの一点において政権交代を果たさなければいけない」と訴えると大きな拍手が起こりました。
 
 講演後、参加者から「本当に店頭にコメがない。実家は農家だが後継ぎがいない。田村さんたちに頑張ってほしい」など次々と質問や発言がありました。
 
 2026年の南島原市議選で空白克服を目指す伊見毅市議予定候補も訴えました。つどいに参加した50代の農業従事者が入党しました。(しんぶん赤旗 2024年9月20日)