自給率向上の道は 田村貴昭議員がJAと懇談  福岡中央会と4市のグループ

2024091307042 日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月9日から13日にかけ、福岡市のJA福岡中央会と福岡県の田川、うきは、宗像(むなかた)、筑紫野4市のJAグループを訪ね、食料自給率など、農業をめぐる問題で聞き取りを行いました。中央会、宗像市以外で、田村氏がJAと懇談するのは初めてです。
 
 それぞれの地域で、いかに若い世代など、後継者を確保し、農地の減少を食い止めていくかなどについての課題が語られました。
 
 田村氏は、米の品薄問題で党の見解や、政府へ申し入れを行ったこと、農業政策を紹介。食料自給率の向上に努めていくことや、価格や所得の保障など、農政の転換の必要性を述べ、意見を交わしました。
 
 12日に訪れた中央会では、大塚康市常務理事、農政広報部の川上裕二部長らが対応。大塚氏は田村氏に「担い手と農地をどう守っていくかが大事」と応じました。山口ゆうと衆院福岡3区予定候補も同席し、独自に農家に聞き取りをした学生の農業体験などについて話しました。
 
 ほかにも田村氏は、みのう農民組合を訪問(12日)。野菜農家を営む、上村庫史組合長が対応し、酷暑が作物の発芽や生育に与える影響について意見を交わしました。
 
 それぞれのJAグループには、地元議員などが同席しました。(しんぶん赤旗 2024年9月14日)