日本共産党の田村貴昭衆院議員は12月22日、来年2月実施の長崎県五島市議選(2月2日告示、9日投票)の必勝に向け、五島市で開かれた演説会に駆け付けました。現有1議席確保をめざす新人の山﨑早苗予定候補(51)の勝利をと訴えました。
党員や支援者でいっぱいの会場で、田村氏は「今国会、企業・団体献金の禁止が先延ばしになったが、うやむやにさせてはならない。清潔な政治と裏金問題の解明が求められるなかでの市議選で、清潔、公正な市政をつくる山﨑さんを押し上げてほしい」と呼びかけました。
さらに、山﨑さんが農業の守り手であり地域循環型農業を実践していると紹介。今の政府の農業政策を批判し、「農家を支えるためには戸別所得補償、価格保障を求める議席が必要」だと強調しました。
今期で勇退する江川美津子市議は、7期26年の議員活動を振り返り、市民の支援に感謝し、山﨑さんへの支持を呼びかけました。
家族で五島に移住し、農業を営む山﨑さんは「共産党は、戦前から平和主義を貫き、常に庶民に寄り添う党。江川さんの学校給食の無償化や安心できる交通体制への取り組みなどもしっかり引き継ぎます」と表明。「お世話になった五島に恩返ししたい。どうか私を押し上げて市民のために働かせてください」と訴えました。(しんぶん赤旗 2024年12月24日)