2議席確保へ全力 中間市議選が告示 福岡

タイトルなし 日本共産党の田村貴昭衆院議員は、定数16を19候補で争う激戦の福岡県中間市議選が告示された6月8日、田口すみお(75)と柴田よしのぶ(78)両候補=ともに現=の応援に駆けつけ、「なんとしても現有2議席の確保を」と訴えました。
 
 田村氏は、福田健次市長が自らも公約に掲げていた学校給食無償化に応じず、議会で辞職勧告を受けたことなどを紹介。同市議選が1カ月後に迫る参院選にもつながる重要な選挙だとのべ、物価対策での消費税の一律5%減税や、大軍拡路線からの転換を訴えました。
 
 田口氏は、福田市長が相次いで私立病院などを廃止してきたことを批判し、同日告示された市長選にも触れ、「市政を変えるチャンスだ」と力説。柴田氏は、学校給食費無償化、党提案の物価対策の実現を訴えました。
 
 それぞれの出発式に後援会員ら60~70人が集まりました。田口氏の出発式に参加した、新日本婦人の会で活動するAさん(79)は、私立病院や公民館などの公共施設を相次いで廃止し、福祉を切り捨てる市政を変えるために、党2議席が「絶対に必要です」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2025年6月10日)