福岡県の航空自衛隊築城基地(築上町・行橋市・みやこ町)での日英共同訓練が計画されていた8月6日、行橋市で、京築地区の原水協、安保破棄実行委委員会、平和委員会、日本共産党が主催する抗議集会が、約約20人の参加で開かれました。
プラカードを掲げ、「イギリス軍は築城基地に来るな」などとコール。徳永克子・行橋市議・党京築地区委員長は、F35B戦闘機を艦載機とする空母の日本展開との関連を指摘し、急速に進む軍事強化・拡大に「全力でたたかっていこう」と力を込めました。池亀豊・築上町議、熊谷みえ子・みやこ町議が参加。田村貴昭衆院議員がメッセージを寄せました。
参加したKさん(81)は、戦時中に戦死し、会ったことのない父親への思いから『再び戦争になって子や孫を亡くすかと思うといたたまれない。『戦争する国』にしてはいけない」と実感を込め語りました。
同基地での日英共同訓練は初。英空軍所属のF35B戦闘機4機とMRTT空中給油機1機が飛来し、同基地所属のF2戦闘機3機と、九州周辺の空域を使用して行うとしていましたが、この日夕方になって中止が判明しました。(しんぶん赤旗 2025年8月7日)