福島県商工団体連合会(福商連)は9月7日、郡山市で福商連役員学習交流会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員が講演し、県内各地から40人余が参加しました。
福商連の二宮三樹男会長は「秋の運動に向けて学習し交流を深めよう」とあいさつしました。
田村氏は、参院選当選者の6割が消費税の減税・廃止を公約しており、野党が力を合わせれば実現できると強調。「食料品のみでは複数税率でインボイスを廃止できない。今すぐすべてを5%に、いずれ廃止へ」と訴えました。
中小企業対策費1700億円に対し、半導体企業ラピダスには10兆円という大企業優遇を批判。「中小企業こそ支援すべきです。消費税減税とインボイス廃止に全力を尽くします」と表明しました。
参加者から「定額減税の対象にならない」「ガソリン暫定税率廃止は軽油も対象にしてほしい」など質問や意見が出され、田村氏が丁寧に答えました。
参加者らは、DVD「戦後・被爆80年の証言―平和でこそ商売繁盛」を視聴し、全商連総会方針や基本方向を学習後、グループに分散し交流しました。(2025年9月9日 しんぶん赤旗 北海道・東北のページ)