田村議員が市議選応援 岡村氏「農政大転換」 長崎・平戸

支援者と握手する岡村候補(右)と田村氏(中央)=13日、長崎県平戸市 10月12日告示(19日投票)の長崎県平戸市議選(定数18)で党議席奪還をと、日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月13日、市内の演説会で岡村ふみお予定候補=新=と共に訴え、農政について語りました。
 
 田村氏は、コメ高騰のなか、自公政権もコメ不足を招いた減反政策の誤りを認め増産へ転換したと紹介。長崎県の荒廃農地は1万4千ヘクタールで全国最多だとし農作物の価格保障と農家の所得補償の必要性を強調、「消費者も農家も安心できる農政への大転換を成しとげよう」と呼びかけました。
 
 44年間農協に勤務、営農指導員を務めた岡村予定候補は、「子どもに後を継いでと言えない」という地元農家の声を紹介し「平戸の活性化は農業の再生が鍵だ」と語りました。
 
 会場から元自営業者の男性が「3年前、消費税インボイスと最低賃金上昇で廃業した。零細業者を助ける政策は無いのか」と質問。田村氏はインボイス廃止を語るとともに、「『中小事業者直接支援とセットでの最低賃金の引き上げを』。これが一番大事」と応じ、大企業の内部留保課税を財源に実現可能と示しました。(しんぶん赤旗 2025年9月17日)