消費税減税こそ民意 田村貴氏迎え国政報告会 大分・中津

田村議員の訴えを聞く参加者=19日、大分県中津市 大分県中津市で10月19日、日本共産党の田村貴昭衆院議員を迎えて国政市政報告会が開かれました。田村氏は自民党と日本維新の会の連立協議など最新の国会情勢を報告し、大軍拡、物価高、社会保障削減など国民の苦難軽減に頑張る日本共産党の姿も紹介して「自民党政治を終わらせよう」と呼びかけました。
 
 田村氏は、日本維新の会が自民党との連立の条件として比例代表制を対象に議員定数の削減を求めていることについて「国民世論と民意、少数政党を切り捨てる危険な流れだ」と厳しく指摘。その上で異常な物価高騰に無策、米不足を招いた亡国の農政、トランプ政権言いなりに軍事費を突出させる一方で医療、介護、年金など社会保障切り下げを進める自民党政治を批判し、「参院選で示された圧倒的民意は消費税の減税であり、求められているのは減税に踏み切る政治だ」と強調しました。
 
 「ゆがんだ政治を大本からただして頑張る日本共産党とともに政治の転換に力をあわせよう」との呼びかけに80代の女性が入党を決意。荒木ひろ子、川内八千代、三上英範の3市議がそれぞれ市政報告しました。(しんぶん赤旗 2025年10月21日)