日本共産党の田村貴昭衆院議員は10月25日、福岡市内で開かれた国家公務員労働組合福岡県協議会の第64回定期大会で来賓あいさつしました。
田村氏は、厚生労働省の非正規職員の4分の3が女性であることなどをあげ、「男女間の賃金格差の是正、正規雇用を中心とした雇用体系に移行していくよう、みなさんと力を合わせてたたかう決意だ」と訴えました。高市政権が「政治とカネ」の問題に全く反省がなく、アメリカ言いなりに大軍拡に突き進んでいると批判し、「みなさんの要求実現のために全力をあげる」と力を込めました。
山下博明議長は、人事院勧告で34年ぶりの3%超の賃金引き上げ、通勤手当の改善などの成果の一方で、地域間格差の課題などをあげ、「たたかう労働組合として、地に足をつけ運動を展開していこう」と呼びかけました。
大会では、大幅増員・賃上げを実現し、国民本位の行政・財政・司法の確立をめざし、総定員法の廃止や民間労働者との共闘、平和憲法を守るたたかいなど五つの重点課題を柱とした運動方針を確認しました。(しんぶん赤旗 2025年10月28日)