日本共産党の田村貴昭衆院議員は11月9日、同日告示(16日投票)の鹿児島県霧島市議選に立候補した宮内ひろし(75)=現=、わたなべりえ(42)=新=両氏の応援に駆けつけ、市内で街頭演説をしました。
田村氏は、市内スーパーで新米、備蓄米ともに4千円超になっていると紹介し、米不足を招いた減産政策に戻そうと狙う高市政権を批判。馬毛島新基地建設や、さつま町弾薬庫新設など県内での基地建設にふれ、「軍事費削って物価高騰対策にまわせ、その願いを日本共産党へとお寄せください」と力を込めました。
宮内候補は、市が計画する水道料金60%値上げに対し、39億円の現金預金や年5億円超の黒字があるとして中止させようと呼びかけ。8月の大雨被害についてポンプ場増設、調整池整備の早期完成を訴えました。
わたなべ候補は、「若い人たちが安心して、仕事や子育てができる社会に変えたい」と決意表明。勇退する前川原正人市議と子ども医療費窓口負担ゼロ、給食費無償化を訴えました。(しんぶん赤旗 2025年11月11日)