早ければ4月、5月の解散・総選挙にむけ、九州・沖縄ブロックで比例2議席獲得のため、すみずみに党の風を―。日本共産党の田村貴昭衆院比例候補は、臨戦態勢を組みつつある各県を駆けめぐっています。
熊本
3月19日は熊本市に入り、山本伸裕比例候補(熊本1区重複)とともに街頭宣伝。麻生内閣の閣僚や小沢一郎民主党代表に及ぶ、西松建設の違法献金問題にふれ、「企業・団体献金を受け取らず、政党助成金ももらわない清潔な日本共産党だからこそ、大企業の横暴勝手をただすことができます」と訴えました。
上熊本駅前で手を振ってきた女性(68)は、民主の「小沢さんの本質は自民党と一緒だった。どっちもどっち」とうんざり顔。「共産党は(企業献金を)もらわないみたいですね。お世辞じゃなくて、今からの時代は共産党に頑張ってほしい」と期待を寄せました。
「派遣切りをぶっとばせ!やってやろうぜ総選挙―」のスローガンを掲げ、熊本県の党労働者後援会は19日、田村貴昭衆院比例候補を招いた決起集会を開きました。民間、教育、建設など各分野から三十人が参加。
「いまからが選挙という気持ちで頑張ろう」(楠元繁芳会長)などと奮起の意思統一をしました。
田村候補はプロジェクターを使った国政報告を行い、一連の労働.法制に反対する党のたたかいを紹介。「節目、節目で堂々とスジを通したたかってきた日本共産党が伸びてこそ、政治は変えられる」と呼びかけました。
各分野の代表が、労働者のおかれている現状や窮状を報告。「構造改革に対するたたかいに(労働者が)目覚めていなければ、時代は変わらない」(建設一労働分野)などと訴えました。決起集会では、▽得票目標五千をやりきる態勢をただちに整える▽無権利状態の非正規・建設労働者を守る運動に全力をあげよう―などの行動提起を拍手で確認しました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年3月21日)