雇用守れ 責任果たせ/反貧困 各地で行動 福岡

  平和を守り、貧困と格差をなくす草の根の運動をすすめようと「福岡県民大集会」が3月22日、福岡市博多区の冷泉公園で開かれました。「大企業の雇用破壊を許すな」「消費税増税反対」などと書かれたプラスターや各労組・団体旗が掲げられ、公園を埋めた五千三百人が「政治の根本的転換をめざそう」とアピールしました。主催は福岡県春闘共闘、福商連、日本共産党など労組、民主・平和団体、政党などで構成される同実行委員会。
福岡大県民集会=2009年3月22日

 梅野肇実行委員長は主催者あいさつのなかで「経済の主役を大企業から家計に移し、ルールある経済社会を目指そう」と訴え、「総選挙で横暴極まりない自公政治への審判を」と呼びかけました。

 日本共産党を代表して赤嶺政賢衆院議員が連帯のあいさつ。大企業の社会的責任を追及してきた党の国会内のたたかいと国会外における国民の運動を押し広げ、「三月末の大量失業を食い止めていこう」と力を込めました。
福岡大県民集会=2009年3月22日

 集会では「平和が守られ、労働者・県民を大事にする政治への根本的転換をめざそう」とするアピールを採択しました。(2009年3月23日「しんぶん赤旗」)