福岡県粕屋町議選(定数十七、立候補十八人)が4月14日告示(十九日投票)され、日本共産党から川口学(69)=現=、田川まさはる(62)=新=の二氏が二議席回復をめざして立候補しました。
両候補の出陣式にはあわせて三百五十人の後援会員や支持者が参加。田村貴昭、しのだ清両衆院比例候補が駆けつけ激励しました。
川口、田川両候補は支持者を前に力強く決意表明。乳幼児医療費の就学前までの無料化、四年間で党提案の請願、陳情二十三件すべて全会一致で採択させたことなど、住民と力を合わせて実現した党町議団の実績を紹介し、二議席になれば議案提案権をもち住民要求実現の力がもっと強くなると力説。高すぎる国保税の引き下げ、小学校六年までの医療費無料化、合併は県による押しつけに反対し住民合意を前提とすることなどの公約実現へ、高齢者、障害者、子どもなど社会的弱者といわれる人たちの声を代弁し、清潔、誠実に奮闘するとのべました。
田村氏は「粕屋町議選は衆院選に連動する選挙です。後期高齢者医療制度廃止、消費税増税反対、派遣切りを許さず、『まともな雇用のルール確立を』の思いを日本共産党の川口さん、田川さんへ」と訴えました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年4月15日)