日本共産党の衆院比例候補として九州・沖縄を連日かけ巡る田村貴昭ブロック政策委員長は5月10日、大分県の党杵築支部が杵築市内2カ所で開いた「集い」で弁士を務めました。くらし、福祉、雇用を守る日本共産党の政策を語りかけ、来る総選挙での党の躍進を訴えました。山下かい衆院比例候補(大分1区重複)が「日本共産党はどういう政党か」で話し、加来喬杵築市議が市政報告をしました。
熊野地区の「集い」には地元老人会の女性を中心に二十五人が参加。田村候補らの話のあとに、七十代、八十代の参加者から、介護、福祉、後期高齢者医療制度をめぐる疑問、不満が次々と出されました。
「老人はヘルパーさんから『元気ですか』と聞かれると、ついつい『調子いいよ』と答えてしまうもの。老人の気持ちを分かったうえで介護認定されているのか」、「健康であっても年金から自動的に天引きされる。まるで罰金のようだ」、「何にでもお金がかかるようになった。病院には週二回は行きたいのに、今は一回しか行けない」などです。
田村氏は「世界でも類を見ない後期医療制度、社会保障費の削減は共産党が伸びてこそストップできます」と訴えました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年5月14日)