総選挙で二議席の獲得をめざして九州・沖縄を駆け巡っている日本共産党の田村貴昭衆院比例候補は6月4日、北九州市小倉南・北両区内で高瀬菜穂子元県議といっしょに街頭に立ち、国民のくらし・福祉、平和を守る日本改革と党への支持を力をこめて訴えました。
田村氏はこの日、CS通信・インターネットの中継が行われた党の第8回中央委員会総会を視聴したあと、さっそく街頭へ。南区では守恒サティ、徳力団地などで、北区では旦過市場や小倉駅などでマイクを握りました。
共産党が、財界・大企業との直接会談で、労働者の苦難解決に向けた雇用への社会的責任を求めて行動でしめしたことなとにもふれ、「国民の立場でスジを通す、平和とくらしを何よりも大切にする、無駄遣いもなくす、この国民の声を国政へまっすぐ届けることができる共産党を総選挙で勝たせてほしい」と呼びかけました。
麻生政権の景気・経済対策について、「そのほとんどは大企業のための施策であり、国民向けには1回限りという選挙目当てのバラマキの対策ばかりた」と批判。「とくに、2年後に消費税を増税すれば、くらしも営業も成り立たなくなる」と警鐘を鳴らしました。
また、世界が軍事同盟のない道へ進んでいるなか、麻生政権が日米軍事同盟に縛られて核抑止論の立場に立ち、軍事費を増強している点については、「これでは日本は世界から取り残される」とのべました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年6月5日)