田村貴昭、小林とき子の両衆院比例候補は6月19日夜、福岡市中央区・南区の「かえるネット」(日本共産党青年後援会)の「つどい」に参加しました。田村候補は、初めての人を含む14人の胃年たちを前に、総選挙に向けた日本共産党の掲げる「旗印」を語りました。
総選挙で「自民党をやっつけたい人が、民主党に入れるという気持ちはよくわかる」としながら、憲法や消費税、雇用問題をあげ「両党の目的は一緒だ。これに歯止めをかける共産党が躍進しないと政治は変わらない」と訴えました。
つどいでは、参加者各自の労働実態が出され田村候補らと懇談。花屋で働いていたという女性(26)は、朝7時半から夜10時、11時まで働き、タイムカードもなくすべてサービス残業だったとして、「心身がやられてしまった」「最後はお客を見るだけでイライラした」と語りました。
コンビニの代理店長をしていた男性は、ときに夜8時から翌夕方4時まで働いたと話し、「そういう働き方が普通の社会に不安を感じる」と話しました。
田村候補は、欧州との比較で「やめた瞬間に次の食いぶちを考えないといけない」日本の雇用制度のぜい弱さを指摘。自らの夢の実現や、職に対する適性を模索するためにも、「雇用保険制度の充実などを国会で求めていきたい」と応じました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年6月21日)