赤嶺政賢前衆院議員とともに、九州・沖縄をかけめぐる日本共産党の田村貴昭ブロック国政対策委員長・衆院比例候補は26日、上野哲夫同比例候補(熊本1区重複)とともに、時おり激しい雨の降る中、熊本市内で街頭宣伝と、「党を語るつどい」などにまわり、「比例代表は日本共産党を支持してください」と訴えました。
業者後援会の「つどい」では、当事者からきびしい零細業者の実態などが出されました。田村氏は、熊本市が九州の中でも国保税がとくに高いことを示し、国の責任で国保税の引き下げをさせるため全力をあげる決意を表明しました。
青年の「つどい」では「大学を出て派遣会社に勤めたが、夜遅くまで働かされた。その会社はやめたが、次の仕事はなかなか見つからなかった。どうしてこんなおかしな働かせ方があるのか」などの声が出されました。
田村氏は、自、公、民、社が労働者派遣法を改悪してきた歴史を示すとともに「いま、派遣労働の原則禁止がたいせつです。国会議員になったら、多くの党と協力してこれを絶対に実現させる」と決意を表明しました。
街頭演説では、国民の切実な要求では積極的推進者となるとともに、消費税増税、悪法改悪では国民の防波堤として全力をあげる共産党の態度を表明し、支持を訴えました。
雨の中、話を聞いていた女性(65)は「消費税の問題は気になります。それにお年寄りが住みにくい社会になったですね。自民党がむちゃくちゃだから、民主党はそのあげ足をとっているような感じですね。民主が政権をとっても同じことの繰り返しのような気がしますね」と語りました。(しんぶん赤旗2009年7月28日)