公示後初めて九州・沖縄入りした市田忠義書記局長を北九州市に迎えて開かれた日本共産党街頭演説(19日)では、田村貴昭、しのだ清(福岡10区重複)両比例候補と、青木のぶやす福岡9区候補、山下とみ子同11区候補がそれぞれあいさっ。旦過橋では、若者からお年寄りまで多くの聴衆が聞き入りました。
2歳の子を抱きながら、最後まで演説を聞いていた福永奈見子さん(26)は「専業主婦とすると、消費税を増税されたら困りますよ。子育て支援に関心があります。子どもの医寮費を無料にしている自治体もあると聞いていて、国の制度にするという共産党の提案はいいと思います」と話しました。
市田書記局長の話を聞くのは初めてという小倉北区の中野正三さん(42)は、滋賀県で契約社員として4年間働いていました。中野さんは「市田さんの派遣労働の話はまったくその通りと思う。正社員と同じ仕事をしていても給料は半分以下だったし、不況になれば、『自己都合』ということで退職させられた。こういう労働者の声を聞いてくれるのは共産党だけだ。共産党の議席をもっと大きくするためにがんばりたい」と話しました。
戸畑区から来た男性(81)は「ヨーロッパ諸国で医療費は無料化されているように、日本でも『ルールある経済社会』が実現すれば高齢者や子どもの医療費無料化、後期高齢者医寮制度の廃止はできるということを、」周りの人に話して支持を広げたい」と語りました。(しんぶん赤旗2009年8月22日)