TPPは医療危機招く
日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補と福岡県粕屋地区議員団(団長・本田光久山町議、7人)は11月21日、粕屋郡医師会の堤啓(ひろし)会長はじめ理事会メンバーと、環太平洋連携協定(TPP)問題などで懇談しました。
田村候禰は、日本共産党が農林水産業や国民皆保険制度を壊すTPP参加を許さない国民的な共同を広く呼びかけていることを紹介。受診時定額負担、介護保険改悪、消費税増税と一体の医療・社会保障改悪反対や、子どもの医療費無料化拡充などでも共同を進めたいと語りました。
堤会長は「共産発のTPPの位置づけは、私どもと思いは同じ」と応じました。出席した医師から「ペースメーカー、人工血管などの高額医療機器はアメリカが独占している。日本にばかり規制綬和を迫るアメリカは勝手だ」「医療、介護で金持ちとそうでない人の格差が広がる」などTPP参加で医療危機が深刻化するとの発言が続きました。(しんぶん赤旗 2011年11月21日)