福岡・宗像 田村比例候補、「提言」届け懇談

JA 〝TPP反対貫く党うれしい〟 
商工会 〝米国言いなりやめよに共感〟

 日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は5月7日、福岡県宗像市のJA、商工会、民主商工会を訪ね、「提言」ダイジェスト版を居けて懇談しました。しんどめ清隆衆院4区候補、市議団が同行しました。

 JAでは伊岐須国光組合長らと懇談。田村氏が消費税増税とTPPに反対する共同を促すと、伊岐須氏は「共産党が国を揺るがすTPPに徹底的に反対しているのはうれしいこと。政党助成金廃止でも私と考えは同じです。代々木公園でのTPP反対の大集会が農業新聞と『しんぶん赤旗』以外、大新聞でほとんど報道されなかったのは情けないことだ」と応じました。

 商工会では花田省蔵会長、永島勝次副会長(建築組合組合長)と懇談。花田氏は「増税されても転嫁できない。消費税分を転嫁した見積もりを出しても、実際の請求では値切られるのが実態だ。政党助成金や機密費などの訳の分からない金も勘弁してほしい。アメリカいいなりをやめろという共産党の主張に賛成だ」と話しました。永島氏は「前回の消費税増税前も一時的に住宅新築件数が増えたが増税後は需要が落ち込んだ。今回の増税も地場の業者には何もプラスにならない」とのべました。(しんぶん赤旗 2012年5月9日)