右から田村比例予定候補、笠井衆院議員、青柳さん=福岡市の九電本社前
日本共産党の笠井亮衆院議員は5月14日、福岡市中央区の九州電力本店前で原発反対を訴えて昨年4月から座り込みを続ける「原発とめよう! 九電本店前ひろば」を訪ね、「原発ゼロ」ヘエールを交換しました。田村貴昭党衆院比例九州・沖縄ブロック候補が同行しました。
笠井氏は昨年7月、九電「やらせメール」問題を国会で追及。玄海町長が同意するなど秒読み段階に入っていた玄海原発の再稼働を一転食い止めました。
笠井氏は、ひろば責任者の青柳行信さん(65)に「国民からすれば原発を基幹電源に戻すことはもはやありえないという状況になっています。1年以上もよくみなさんが頑張ってこられたからこそです」と激励。青柳さんは「やらせメールはよく告発してもらいました。国会などで全力を挙げてもらっていますね」と笑顔で応じました。
笠井氏は「原発ゼロを政治決断してこそ、再生可能エネルギーを発展させることができます。稼働ゼロから原発ゼロを実現するため引き続きお互い力を合わせていきましょう」とのべ、話が弾みました。(しんぶん赤旗 2012年5月15日)