日本共産党演説会が6月16日、北九州市八幡西区と同八幡東区の2会場で開かれました。田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補、まじま省三福岡9区候補らの訴えに参加者は熱心に耳を傾けました。
田村氏は、大飯原発の再稼働の押しつけを批判するとともに、九州の玄海、川内両原発の再稼働をストップさせているのは「やらせメール」を告発した「しんぶん赤旗」、共産党と広範な市民の共同の広がりの力にあると指摘。「九州の自然エネルギーを活用すれば原発を再稼働させなくても電力は賄える」とも強調。東日本大震災の被災地の復興に逆行する民自公3党の消費税押しつけ談合を批判しました。
まじま氏は、富裕層や大企業の減税を温存し、そのツケを消費税増税や年金の切り捨てで国民に押しつけるやり方を糾弾。「共産党こそ政財界の癒着を断ち切り、税金のムダ遣いもただすことができる」と訴えました。
八幡西区会場で石田康高市議は、住宅リフォーム助成など党市議団の働きを紹介しました。(しんぶん赤旗 2012年6月19日)