田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は7月5日、金子むつみ福岡6区候補とともに、小郡市、大刀洗町、JAみいを表敬訪問し、消費税やTPP問題などで懇談しました。党の「提言」ダイジェスト版やビラ、パンフなどを手渡しました。懇談には、竹腰昭小郡市議と、平山賢治大刀洗町議がそれぞれ同席しました。
小郡市で平安市長と懇談
田村候補は、消費増税には国民の多くが「反対」し、〝いつか増税が必要〟と考えている人でも「今は時期ではない」と声を上げていることを紹介。平安正知小郡市長は、「うちは法人税収が少なく、消費税の影響は少ないと思う」としつつも、「中小業者の方々から『消費税を上げられても価格に転嫁できない』と心配する声は聞いている」と語りました。
佐藤嘉洋大刀洗副町長は、「基幹産業は農業。TPPは(共産党と)同じ方向だと思う。農業が衰退すると町も困る」「消費税は、成長戦略が見えない中での増税という気がする。社会保障と一体ではないと思う」と話しました。
田村候補は、消費増税は市の税収にもつながらないことをあげて、「雇用の安定が税収の安定に一番つながる。だれもが安心して暮らせるあたり前の社会を築くため、全力で頑張りたい」と決意を語りました。
JAみいで西山専務理事と懇談
JAみいでは、西山正樹代表理事・専務と懇談。西山氏は、「農業は直接農作物に消費税がかからない特殊な立場にあるが、肥料や資材に大きな影響が出る」「(民主党は)国民の生活第一というなら、(農家の暮らしも)その中で残してほしい」と語りました。久留米市がすすめている八丁島・新ゴミ処分場建設問題でも「建設反対」で意見交流しました。