福岡県柳川・八女市を共産党が水害調査 調査後すぐの働きかけで、TVも電話も使えるようになった 

 
日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補と仁比聡平参院比例予定候補は7月18日、豪雨で大きな被害を受けた福岡県八女、柳川両市を調
査、被災者を見舞うとともに自治体を激励し、意見を交換しました。江口まなぶ衆院福岡7区予定候補や松崎辰義、森茂生八女市議、梅﨑和弘柳川市議、岡野隆
党県委員長らが同行しました。

 柳川市の石橋義浩副市長から被害の説明を受け、田村氏は「泥出し作業のボランティア組織など共産党も被災者支援に全力をあげます」と語り、仁比氏は「有明海へ流れ出した倒木処理、ノリ養殖業復興に力を合わせましょう」と語りました。


泥で埋まってしまったキャベツ畑


ハウスの中に干していたタオル。この位置まで水が上がった

 柳川市中山地区は、堤防決壊で泥水が屋内まで流れ込んだため、多くの家がベニヤ板の上にビニールシートを張って寝る場所をやっと確保。トマト栽培のビニールハウスなども壊滅的で、復旧の手が回らないといいます。

 八女市は死者2人、旧星野、黒木、上陽、立花の各町村は全壊20棟、床上浸水105棟、道路の損壊120カ所の被害が確認されていますが、全体の調査はこれから。三田村統之市長は「ライフライン復旧に全力であたっている」と語りました。

 
地滑りの危険のため上原地区の6世帯23人が避難の公民館では被災者と懇談。電気・水道は復旧したものの、「テレビがなく携帯もつながらないので天気予報
など必要な情報も得られない」といいます。


正面右から、田村衆院候補、仁比前参院議員、岡野県委員長、松崎八女市議

 田村氏らは早速、星野支所を訪れ、テレビと災害緊急電話の設置を要望しました。(しんぶん赤旗 2012年7月20日)