爆音響く現場に党調査団
日米両政府は、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイ配備反対・撤去、新基地建設反対の「オール沖縄」の願いを無視し続けています。普天間基地(宜野湾市)へのオスプレイ12機配備を昨年10月に強行。8月にはさらに11機を追加配備しました。防衛省は、名護市辺野古への米軍新基地建設をめぐり3月に埋め立て申請を強行しました。
日本共産党国会議員団の「沖縄米軍基地・オスプレイ問題調査団」(団長・穀田恵二衆院議員)は11、12の両日、各地を分刻みで回り、新基地建設反対の住民のたたかいやオスプレイによる傍若無人の訓練と向き合う現場を視察しました。
横暴訓練を目撃
懇談や移動中にも、オスプレイがたびたび姿を見せました。
赤い消火用バケツをつり下げ、米軍キャンプ・ハンセンで離着陸訓練を繰り返すオスプレイを目撃。「あの状態で民家の上空を飛行するなんて信じられない」と、倉林明子参院議員は驚きを隠しませんでした。
宜野座村城原区での大嶺自孝(しこう)区長との懇談中にも「バリバリ」というオスプレイの爆音。移動中のバス車内で、高速道路のすぐ横で訓練を繰り返すオスプレイに出合いました。