比例候補“駆ける” 議席増へ政策軽快に 九州・沖縄ブロック 田村 貴昭さん(53)

 「みなさんの家庭、職場にアベノミクスの恩恵はやってきましたか」「アベノミクスがもたらしたのは景気の悪化と格差と貧困の拡大だけですよね」

 九州・沖縄ブロックで何としても議席増をと奔走。安倍政権の暴走と日本共産党の政策を軽快に語ります。若者なども意識して「消費税10%ダメよ、ダメダメ」のボードもつくり、工夫した語り口は街ゆく人々の注目を集めています。

 パソコンを駆使して作成したグラフや写真を織り交ぜた資料で時事問題を解説する「電気紙芝居」は各地での学習会や演説会で「胸にすとんとおちる」と大好評です。

 沖縄の米軍新基地建設、川(せん)内(だい)原発再稼働、佐賀空港へのオスプレイ配備など悪政が押し付けられ、政治の転換が切実に求められる九州・沖縄。「悪政推進勢力が議席の大半を占める中、国民本位の対案を持ち、国民の願いを実現できるのは共産党だけです」

 演説会に参加した緑左都美さん(41)=会社員=は「消費税増税中止や原発廃炉、米軍基地撤去をしっかり主張する共産党が勝って、国民の声を支える国政に変えてほしい」と期待します。

 1961年生まれ。北九州大学卒業。97年、北九州市議に初当選(2期)。党国会議員団九州沖縄ブロック事務所長。(しんぶん赤旗 2014年11月28日)