熊本、水俣・荒尾演説会 田村比例候補の訴えに「勇気わいた」

日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は11月30日、熊本県の水俣市と荒尾市で開かれた演説会で党躍進を訴えました。

田村候補は水俣市で「人の嫌がることを平気で押し付けるのが安倍政権。熊本でのオスプレイを使用する日米共同訓練や川内原発再稼働など、九州は悪政が象徴的に表れた地域」と強調。他党も悪政をけしかける立場だと指摘した上で、党の抜本的対案を丁寧に説明し、「安倍政権と正面から対決できるのは共産党だけ。政治の転換のためご支持を」と呼びかけました。

また、共産党が水俣病完全救済のため国会で尽力してきたことにふれ、「議席を増やし、一日も早い全員救済のために全力をあげる」と述べました。

水俣市では、はしだ芳昭熊本5区候補が、荒尾市では、ひろせゆみ同2区候補がそれぞれ訴えました。

荒尾市での演説会に参加した女性(87)は、「田村さんの話を聞いて勇気がわいた。今こそ共産党の出番。いろいろな人に支持を広げたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2014年12月2日)