北九州市長選が1月11日に告示(25日投開票)され、「憲法をくらしに生かす市民の会」から日本共産党福岡県委員会副委員長、しのだ清氏(66)=同党推薦=が立候補したほか、現職の北橋健治氏(61)=自民党推薦=、元自民党衆院議員秘書の三原朝利氏(37)が出馬。3人(いずれも無所属)の争いとなりました。
しのだ候補は同市小倉北区の「市民の会」事務所近くの「出発式」で、約250人を前に、「中小企業と市民が苦しい生活を余儀なくされているもと、安倍政権いいなりの市政は許されない。私は憲法をくらしに生かすことを貫く」と強調し、「元気・安心・希望ある北九州市をつくるため全力をあげたい」と決意を語りました。
日本共産党から田村貴昭、真島省三両衆院議員、仁比聡平参院議員が参加。代表して田村氏が「しのだ候補は、憲法を守る、そして原発の再稼働に反対するなど、県内での保守・革新の違いを超えて共同の運動を進めてきた試されずみの政治家。勝利に全力を尽くしたい」とのべました。(しんぶん赤旗 2015年1月12日)