衆議院第2議員会館前で3月18日、安倍政権の暴走を許さないと議員会館前を一直線に埋めつくす定例国会行動が行われました。約350人の参加者は「戦争する国づくり反対」と力強くこぶしをあげました。憲法改悪反対などの請願署名を、国会情勢を報告した日本共産党の田村貴昭衆院議員に手渡しました。
主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会です。あいさつした安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長は、どの問題でも国民世論にそむいた暴走を進める安倍政権に対し、各分野で反撃が広がっていると強調。「地域、職場から安倍政権を追い詰めていきましょう」と呼びかけました。
4氏が決意表明しました。自治労連の福島功副委員長は、沖縄米軍新基地建設問題にふれ、「安倍政権の強権約な姿勢はあせっている証拠だ。『安倍ノー』の一致点で頑張っていきましょう」と語りました。
日本民主青年同盟の林竜二郎副委員長は、保育園のパパ友から言われた「毎日夜遅くまで家族を犠牲にして働いてきたがもう嫌だ」という言葉を紹介。「まともな仕事と生活が送れる社会にしないといけません」。全教の坪井一憲執行委員は高校、大学生の厳しい就職状況をのべ「雇用、労働法制の改悪を絶対に許すわけにはいかない」と語気を強めました。(しんぶん赤旗 2015年3月19日)