戦争法案の成立は許さないと5月28日夜、衆院第2議員会館前から参院議員会館前にかけて1100人余が集まる抗議行動がおこなわれました。
発言を熱心にメモしていた男子中学生(14)=埼玉県戸田市=は、原発事故からデモに興味をもち、「デモ」をテーマに社会科のリポートを書こうと思って行動に参加しました。戦争法案について「自分も自衛隊に入ろうと思ったことがある。これからどうなってしまうのか不安です。もっと勉強したい」と話しました。
都内の大学生(19)は「国会中継を見ていても、安倍政権がきちんと質問に答えていないことは僕にもわかる。できる限り行動していきたい」と語りました。
日本弁護士連合会の憲法問題対策本部、山岸良太本部長代行、軍事評論家の前田哲男氏が連帯あいさつ。日本共産党の田村貴昭衆院議員も参加し、「安倍政権は世論に追い込まれています。必ず廃案に追い込むため、ご一緒にがんばりましょう」と呼びかけました。民主、社民、生活の議員もあいさつしました。
呼びかけたのは「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」です。同実行委員会は、毎週木曜日の午後6時半から国会前行動をおこないます。(しんぶん赤旗 2015年5月29日)