福岡県弁護士会は7月22日、憲法違反の戦争法案を廃案にしようと、福岡市中央区で「市民集会」を開きました。市民をはじめ、市民団体、労組、政党などか
ら約700人が参加し、集会後、「アベ政治を許さない」「戦争で 平和?」などのプラカードを手に九州最大の繁華街、天神の街をパレードしました。
斉藤芳朗会長は「安全保障法制という名の戦争立法が承認されたからといってあきらめることはできない。戦争立法を廃案にし、平和で安全な日本の社会を守っていこう」と訴えました。
各党があいさつ。日本共産党の田村貴昭衆院議員は「立憲主義をふまえず、国民主権もないがしろにする安倍政権の政治は許せない」と批判し、「国民の力で戦争法案を廃案にすることは可能だ」と激励しました。
(動画はコチラ)
福岡県司法書士会会長らがあいさつ。学生らが登壇し「戦争法案の強行採決に恐怖を覚えた。将来、後悔しないため、私たち学生がいま声をあげるとき」と訴えると、参加者は共感の拍手を送りました。
粕屋町から参加した50歳の男性は「4歳の息子ら子どもたちを戦場に行かせないため、必ず戦争法案を廃案にしたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2015年7月24日)