安倍政権が明文改憲に執念を燃やす中、「憲法記念日」の5月3日、広範な市民が「憲法を守れ」と各地で集会や講演会、パレードなどを繰り広げました。
北九州市の平和をあきらめない北九州ネット(代表=服部弘昭弁護士)は、小倉北区で憲法市民集会を開きました。土砂降りの雨の中、600人が参加しました。
民進党、社民党の代表とともにスピーチした日本共産党の田村貴昭衆院議員は「明文改憲に踏み込んで、名実ともに戦争する国づくりを進める安倍政権は、一日も早く退陣に追い込もう」と訴えました。
市内の若者でつくるFymkita9のメンバーらのリードでコールしました。
同日、北九州憲法集会実行委員会は、元外務省国際情報局長の孫崎享氏を迎えて集会を開きました。
孫崎氏は、集団的自衛権は「他国のために自衛隊を(海外に)出すのが本質」などと指摘しました。
(しんぶん赤旗 2016年5月7日)