党議員、原爆病院を訪問 被爆者見舞う 核兵器廃絶へ決意

日本共産党の田村智子副委員長、島津幸広、田村貴昭、真島省三各衆院議員、岩渕友参院議員は、堀江ひとみ長崎県議とともに8月8日、長崎市内の2カ所の原爆病院を訪れ、被爆者を見舞いました。

 

恵の丘長崎原爆ホーム原爆病院では、ホールに集まった約80人の入所者が歌と拍手で議員たちを出迎えました。田村副委員長はこれまで聞いてきた被爆体験が胸に深く刻まれていると述べ、「被爆者の人生を受け継ぐ若い世代のひとりとして、核廃絶のために頑張りぬきたい」と決意を示しました。

 

入所者の代表としてあいさつした女性(104)は「71年前の惨状を今でも忘れることができません。これからの若い世代が、核兵器の脅威におびえることがなくなるよう心から願っています」と発言。各議員には、入所者からの手作りの人形が贈られました。

 

日本赤十字病院では、地下に保管されている58年分の被爆者のカルテを見学。平野明喜院長とカルテを歴史的財産として取り扱うための方法や課題について議論を交わしました。
田村副委員長と岩渕議員は、入院中の73歳の男性患者に「お体を大事にされてください」と花束を渡すと、男性は「暑い中、本当にありがとうございます」と笑顔で話しました。(しんぶん赤旗 2016年8月9日)