西之表市議選2議席確保へ 田村議員迎え演説会 鹿児島

nisinoomote 鹿児島県の熊毛(くまげ)地区委員会は11月20日、種子島の西之表市議選(1月22日告示、29日投票)で現有2議席確保をめざし、田村貴昭衆院議員を迎えて演説会を開きました。50人の市民が参加しました。
 
 田村氏は、米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている馬毛島(西之表市)を政府が買収しようとしている問題で、防衛省が18日に市長や市民に説明もないまま不動産鑑定評価の入札公告を行ったことを批判。「馬毛島の米軍使用を許さない世論と運動を広げよう」と呼びかけ、移転の賛否が問われる市議選で移転反対の意思を示すためにも、渡辺みちひろ(35)=現=、橋口みゆき(61)=現=両予定候補の必勝を訴えました。
 
 渡辺氏は「子ども医療費の窓口無料化や、給付制奨学金制度の充実、若者が安心して働ける雇用環境を整え人口減少対策強化を」「離島航路・航空運賃の負担軽減に全力を尽くす」と訴えました。
 
 橋口氏は「馬毛島の米軍訓練施設建設に反対する地元住民運動が重要になっている。日本共産党も市民の皆さんと議会や地域で建設反対、オスプレイ着陸を許さない運動に全力を尽くす」と訴えました。
 
 参加した男性(38)は「西之表になくてはならない2議席」と期待を語りました。(しんぶん赤旗 2016年11月22日)