離島振興にTPP逆行 長崎・五島市で田村衆院議員迎え演説会 来年2月市議選

201546_CTSN059-0227 日本共産党長崎県五島地区委員会は12月18日、田村貴昭衆院議員を迎えた演説会を五島市で開催しました。
 
 田村氏は最初に離島振興策について語り「離島においては農・水産業振興が重要。TPP(環太平洋連携協定)をすすめる安倍政権の逆行政治を正さないかぎり離島振興も豊かな五島市づくりもできない」と力を込めました。
 
 オスプレイ墜落事故や「北方領土」問題、また臨時国会でのTPP、年金カット、カジノの三大悪法を強行採決した安倍政権の暴走を厳しく批判しました。南スーダンへの自衛隊派兵についてもふれ「この憲法違反をやめさせるためにも、きたる総選挙では野党連合政権を実現し安倍政権を退陣に追い込むために頑張りましょう」と訴えました。
 
 石丸完治衆院長崎3区候補は、農協訪問で農協解体攻撃について懇談し「共産党の政策と一致できると確信した」と語りました。
 
 来年2月5日投票の五島市議選に立候補する橋本けんじ、江川みつ子両市議が、公共事業の地元業者優先を定めた規期制定や子ども医療費助成制度の拡充などの成果を語り、何歳になっても安心して住める五島市にしたいと決意を語りました。
 
 1カ月前にUターンしてきたばかりという男性(65)が「共産党の演説会は初めてです。安倍政権は口先だけ。頑張ってほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2016年12月20日)