共謀罪廃案に 各地で行動 福岡で弁護士、青年ら

18664165_956085144494474_5645603629998499828_n 「共謀罪は絶対廃案」――。福岡県弁護士会は5月21日、福岡市で「共謀罪」法案に反対する集会を開き、約400人の参加者がパレードしました。
 
 作間功会長は、日常生活の行いで逮捕される「共謀罪」の危険性を指摘。政府への抗議活動を取り締まる社会が望ましいものか問いかけ、「主人公は私たち。自由を失う前に阻止する必要がある。また、阻止することができる」と力を込めました。
 
 続いて青年や憲法学者らがリレートーク。日本共産党は田村貴昭衆院議員が「安倍首相が恐れるのは国民の声。正義の『共謀』を大きくしていこう」と呼びかけました。民選党の野田国義参院議員は「野党が結束してしっかり廃案に追い込む」と述べました。社民党は渡辺美穂県議が決意表明しました。
 
 参加者らは弁護士会役員や田村氏を先頭に、買い物客らでにぎわう繁華街天神までパレード。プラカードを掲げてアピールしました。(しんぶん赤旗 2017年5月22日)