総選挙と同時にたたかわれる佐賀市議選(定数36)が10月8日告示(15日投票)され、現有1から2議席への躍進をめざす日本共産党の中山重俊(69)=現=、池崎もとこ(47)=新=両候補が第一声をあげました。
両候補の出発式では田村たかあき衆院比例九州・沖縄予定候補が応援し、訴え。「戦争法、共謀罪と、憲法違反の法律を次々に強行してきた安倍強権政治への審判が問われる総選挙。戦争法廃止で市民と野党の共同を前に進め、頑張り抜く日本共産党を市議選と総選挙で同時に躍進させてください」と、両候補必勝を呼びかけました。
中山候補は、佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備で、過去に県と地元漁協との間で結ばれた「自衛隊との共用はしない」との公害防止協定覚書を知事に順守させる決意をのべ、「佐賀の空にはオスプレイよりもバルーンが似合います。平和な空を未来の子どもたちに残すため全力をあげます」と訴えました。
池崎候補は、佐賀市の国民健康保険税は九州の県庁所在地で2番目に高く、払いたくても払えない国保滞納世帯への差し押さえ件数も全国最悪水準の冷たい市政の実態を告発。「国保税を引き下げ、子育て・若者支援の市政に切り替えます。平和とくらしを守れの願いを日本共産党に」と力を込めました。武藤明美県議も訴えました。(しんぶん赤旗 2017年10月9日)