日本共産党の田村貴昭衆院議員は1月6日、在日本大韓民国民団福岡県地方本部の賀詞交歓会に出席し、他党の国会議員とともにあいさつしました。
民団の李相鎬(イ・サンホ)団長は、「さまざまな国際問題があっても、『民際交流』、民と民との交流はやめてはならず取り組みを進めていきたい」とあいさつしました。
田村氏は、北朝鮮の核・ミサイル問題について「対話の努力を行わない限りこの問題は解決できない」と強調し南北の高官級交渉への期待を語りました。過去の侵略を認めない政治家などによる歴史への逆流を批判。外国人の地方参政権実現への決意を述べ、「日韓友好、北東アジアの平和のために力を尽くしていく」と語りました。
出席した男性(69)は田村氏の話を聞き、「在日をまっすぐに見て理解していただいていると感じた。地域住民として義務を果たしているが、参政権などで一員として認めてもらえるにはまだ壁がある。偏見・差別が子どもたちの世代には無いように、活動に期待しています」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年1月10日)