大激戦の沖縄県名護市長選(4日投票)で「オール沖縄」の稲嶺ススム候補を押し上げようと、日本共産党の田村貴昭衆院議員は1月31日、同市に駆けつけ、沖縄県商工団体連合会の仲本興真会長とともに市内の業者に支持を広げてほしいと呼びかけました。
「辺野古の新基地建設工事はかなり進んでいると聞いた」と心配そうな表情を浮かべたリフォーム業の男性(55)と対話に。田村氏が「まだ護岸工事は4%しか進んでいません。知事と名護市長の権限で工事を続けることができなくなる。稲嶺市長は米軍再編交付金に頼らなくても予算を増やしてきたから大丈夫です」と話すと、その男性は「どうにかして工事を止めてほしい」と固い握手を交わしました。
田村氏と仲本氏が「1票を争う大接戦になっている」と強調すると、レストラン経営の男性(46)は「あと数日間、自分にできることをやりたい」と、周りに支持を訴えることを約束しました。
「相手候補の関係者から3回も4回も電話が掛かってきている。今回は厳しい選挙だから頑張ってほしい」と話す業者もいました。(しんぶん赤旗 2018年2月1日)